マネリテDAO内で人気の家庭内起業である「コーヒー屋さん」
すぐにできる!家庭内起業の実体験談【コーヒー屋さんが大人気!】
土日のコーヒー屋さんをずっと継続されている、
マネリテDAOメンバーのtomo3さん(子どもさんは小学校中学年)の活動記録をご紹介します。
家庭内起業は親のサポートが必要不可欠です。
tomo3さんがコーヒー屋さんを始めたきっかけや、継続できている秘訣についてもお聞きしたので、参考にされてみてくださいね。
土日のコーヒー屋さん MENUとルール
- コーヒー50円/カフェオレ100円
- 同日におかわりをしたら全メニュー半額
- 月末に売上の1割を材料費として親に渡す
- おこづかい帳と売上帳は分ける
メニューと値段は、子どもたちが作成したもので、材料費や売上帳についてはお母さんが決めて仕組み化。売上から材料費を引いた分が「もうけ」になるよ、仕入も自分でやるようにしたら、価格は変えてもいいよ、などお母さんがサポート。
実際にやってみた子どもたちの感想は、「結構繁盛したね」だったそうです(笑)原価率が低かったというのもあったとのことですが、小学生の子が自分で決めたメニューと値段を受け入れて、サポートされたお母さまは素敵ですよね。
相当うれしかったようで、学校の宿題で毎日でている日記にも書いてました。土日のコーヒー屋さん☕️とはいえ年末年始や3連休があったので、営業日が多かったのもあると思います!
土日のコーヒー屋さん活動報告
2023年1月〜6月までの運営記録
1月のコーヒー屋さん運営記録
感染症により、1月後半はコーヒー屋さんお休み。
とはいえ、お正月休みと3連休で月の売上は1,000円!そこから材料費1割を母に渡して粗利900円となりました。
本人の感想
「もっとやりたかったけど、感染症でできなかったのが残念。でも売上が累計で2,000円突破したのが嬉しかった。2月は2,500円突破したい」
コーヒー豆が切れたのでスーパーに買いに行ったところ、本人の予想よりだいぶ高かったようで驚いてました。(材料費が100円くらいだから豆も198円くらいで買えると予想してましたが、実際は安いものでも500円弱)
2月のコーヒー屋さん運営記録
売上:900円(材料費1割引いて、粗利810円)
→親の都合でできなかった日もあり
先月は「もし、コピルアック(ジャコウネコのフンから作られる希少なコーヒー豆)を仕入れたらいくらで売るか?」と話しました。
「喫茶店では1杯2,000円とか、大阪の喫茶店ではティースプーン1杯で何百円で売っている店があるよ」と教えたところ、本人は1000円と値付けをしました!
母は1,000円なら買っちゃいます!
3月のコーヒー屋さん運営記録
売上:900円-材料費90円で、810円
春休みに入り、かせぎ時になるかと思いきや、気まぐれコーヒー屋さんでした。 3月は電車に乗る機会が多かったので、電車の回数券の話からコーヒーチケットの話をしてみました。
・まとまったお金が入るし、期限内に使いきれなければ丸々もうけになるよ
・でもズルい考えで作っても、お客さんにメリットがないと売れないと思うよ
本人、作ってみたいと考えているようですが、まだ値段設定が出来ていない様子。 コーヒーチケットの話は、大手町さんのVoicy(サーティワンのギフト券)を聞いて話してみようと思いました。
4月のコーヒー屋さん運営記録
売上:1,850円-材料費185円で粗利:1,665円
アイスコーヒー始めました。2杯で150円です。
春休みから新学期の始めはやったりやらなかったりでしたが、マインクラフトのゲームが欲しい!という目標ができてからは毎日コーヒーをいれました!
達成したらまた気まぐれに戻ってしまいましたが、次はまた他のゲームが欲しいと言っており「6,000円あれば買えるよね?」と物の値段を意識し始めたようです。
5月のコーヒー屋さん運営記録
売上:730円-材料費75円で粗利:655円
最近は値引きをしたがります。何があったのでしょうか。 材料費も73円のところ100円を渡してきたので、25円お釣りを返しました。(母の手持ちが2円足りずまけてもらいました)
アイスカフェオレのいれかたを教えたので、今後いくらで値付けしてくるか楽しみです。
6月のコーヒー屋さん運営記録
売上:700円-材料費70円で粗利:630円
最近、おこづかいをつかう機会が色々とあり、金欠だと言い始めました。
売上も入れたら小学生にはじゅうぶんな額を持っているように感じるけど、本人の中ではおこづかいと売上が別物になっている様子。
売上から自分のおこづかいに回しても良いんだよ、ということをどうしたらうまく伝えられるかなぁ?と思っています。 会社と個人事業主の話・・・?
1:マネリテメンバーぽこにゃん
家事は立派なお仕事ですよね。お金をいただいてもいいんだよと子に伝えたいです。
2:マネリテメンバーtomo3
ワーママはるさんもご自身の本で「自分の給料を時給に換算して家事代行を頼むか検討する」という時間の作り方をご紹介されておりましたし、世の中にはお金を払っても家事をやってもらいたい人がいます。
「他人の役に立っているからお金がもらえる」という理屈、まさに子どもに伝えたいことです。
3:マネリテメンバーぽこにゃん
ですよね!家事をやってもらえるなら全部やってほしい〜!ありがとうの対価ですね。
今までお金を出して頼むほどでも…と考えていましたが、払い先がわが子なら惜しみなく払えます。家庭内でお金が循環。いいサイクル。
4:マネリテメンバーみく
欲しいものを買うためにお金を稼ぐ。アルバイトの基本ですね。ゲームは高いしいくつも買ってあげられるものじゃないので「自分で稼いで買う」すごくいい方法ですね〜!そのうち、飽きたゲームをメルカリで売る、もできそうですね。
5:マネリテメンバーtomo3
商品を手に入れた実感があるかなー?とあえてパッケージ版を買ったのですが、パッケージ版なら飽きたら売れるというメリットもありますね!
2023年7月〜12月の運営記録
7月のコーヒー屋さん運営記録
売上:2,025円-材料費225円で粗利:2,025円
月の売上は過去最高です。
売上帳に「アイスコーヒーが人気。暑いからかな?」と所感を書いてました。
いいね。 先日「お母さん、お金を増やすにはどうしたら良い?」と聞かれました。
バビロンの大富豪は収入の1割を貯金せよって言ってた(母さん読んだことないけどね)
その上で増やすならNISAが良いと思うけどジュニアNISAは今年までで、来年からは子どものNISAはないんだよね(現時点で)
大富豪の言うとおり、コーヒー屋さんの売上から1割を『つみたてKASAN』に預けてみる? と提案し、眠っていた『つみたてKASAN』にも元金225円がプラスされました。
何となく今までは手持ちのお金を減らしたくないと考えている印象がありましたが、富豪の言葉が響いたようです。
1.マネリテDAOメンバーみく
8月のコーヒー屋さん運営記録
売上:4,050円-材料費405円で粗利:3,645円
約束どおり、売上の1割をつみたてKASANにも積み立てました。 来月はゲームも買いたいそうです。
新たに、To Goサービスを始めました!父母が出勤する時、水筒にコーヒーを淹れてもらいます。 たっぷりサイズなので100円です。 コンビニコーヒーより安いです。
夏休みで平日も積極的にやったのもあり、売上が上がりました!
本人も「すごくない?夏休みにこんなに稼ぐ小学生いなくない?」と自画自賛していましたw
先月、「サービスだ」と言って大量のお湯を注ぎめっちゃ薄いコーヒーが出来上がってくるという報告をしましたが、「氷はこのくらい、豆2杯分に対してお湯がこのくらいのがお母さんは好きだなー」と伝えたら、美味しく淹れてくれるようになりました。
1.マネリテDAOメンバーみく
2.マネリテDAOメンバーtomo3
「これは違う」と言うより、「こうしてくれたら私は嬉しい」と言った方がすぐに改善に繋がりました。言葉ひとつでここまで変わるんですね! たまには失敗しても浪費しても良い。 お金と上手につきあえる大人になって欲しいですね。
3.マネリテDAOメンバーみく
“言葉ひとつでここまで変わる”名言です。 わわ、後半も名言! うんうん、たくさん経験してほしいですね。
4.大河内薫/Kaoru /Founder
5.Banesuke
9月のコーヒー屋さん運営記録
売上:600円-材料費60円で粗利:540円
→つみたてKASANにも60円預け
8月の売上で、ゲーム(ポケモンの追加コンテンツ)3,500円を購入! 「自分で稼いでゲーム買うなんてカッコいいね!」と褒めたら嬉しそうでした。
家族は「そのうちコーヒーマシン買ってたくさん売り上げるようになったりして」と言ってました。
10月のコーヒー屋さん運営記録
売上:500円-材料費50円で粗利:450円
→つみたてKASANに50円預入
「最近、カフェオレ(単価高い)の注文がないよねー」と営業もかけられましたw
子どもと本屋に行って、「欲しいものがあれば自分のおこづかいで買っていいよ」と伝えたところ、最初に手に取った児童書(1,100円)は「高い!」と棚に戻し。 次に手に取ったヨシタケシンスケさんの絵本(1,540円)は見本を読んで「これ買う!」と即決。
我が子はヨシタケシンスケさんの大ファン。 最初の児童書より値段は高いけど、我が子にとっては高いと思わないほどの価値があったんだろうなーと思いました。
11月のコーヒー屋さん運営記録
売上:600円-材料費60円で粗利:540円
→つみたてKASANに60円預入
週一くらいのゆるペースになってきていますが、月が変わって自分で帳簿を締めていたのがエライ!!
寒くなったので、あったかいカフェオレのオーダーも増えてきました。
写真はカフェオレです。上手に淹れられたから撮って欲しかったそうです。
12月のコーヒー屋さん運営記録
売上:500円-材料費50円で粗利:450円
→つみたてKASANに50円預入
今回も自ら進んで帳簿を月締めし、材料費とつみたてKASAN分のお金も自分から持ってきました!
コーヒー屋さんを始めて1年が経ちました。そのことを本人に伝えると、『1周年記念コーヒー全品10%引き』のチケットを作っていました。
今月の最後の土日まで、何度でも使えるそうです。太っ腹!
低学年の時は冗談抜きで自分から進んで動くことをしない子だったので、こんなところで成長を感じました!
2024年1月〜運営記録
1月のコーヒー屋さん運営記録
売上:1,100円-材料費110円で粗利:990円
2月のコーヒー屋さん運営記録
売上:400円-材料費40円で粗利:360円
最近は本人の忙しさもあり、なかなか全部の土日祝は稼働できなくなっています。
しかし1月はコーヒー屋さん1周年記念の10%OFFチケットを作ったり、新メニュー(ハニーカフェオレ)を入れたり、本人なりに工夫しているようです。
売上はバレンタインのチョコや、近場に家族旅行した時の友だちへのお土産など主に他の人のためにつかいました。
しかしゲーセンでメダルゲームをしたり、自分が楽しむためにもつかいました。
以前はとにかく貯めたがっていましたが、最近はつかうようにもなってきたのでそれはなぜか聞いてみたところ「残高が1万円以上あれば安心するから、少しつかおうかなって思える」と言っていました。
あぁ、あればあるだけつかっていた小学生時代の自分に聞かせてやりたいw
1.マネリテDAOメンバーmitsuo320
私事ですが、近々子どもたちと駄菓子屋さんをポップアップショップような形式でやってみようと考えていました。
場所は地元の自転車屋さんか飲食店が休みの日に店舗だけ借りれそうなところに交渉してオープンしてみようかなと。
自分達でお菓子を買ってきて、店頭販売するイメージです。
コーヒー屋さんを継続できているコツ
大人が毎朝コーヒーを飲む習慣があるので、その習慣に組み込めたのが継続できたポイントです。
やらなくてもキレない&やってくれたら全力で感謝する。
目標額が出来た時は、残り何円で達成できるか毎朝計算して意識させていました。
コーヒー屋さんを始めたきっかけ
大河内先生のVoicyを聴いて子どもに提案し、子どもに提案したところ、すぐに「やる!」とはならず・・・3回の打診が必要だったとのこと。
最初は「んーそういうのはいいや」と言っていたものの、急に「やる!」と言い始めてトントン拍子でハンドドリップもクリア。
OSアップデートした?って思っちゃうくらい、成長を感じられたそうです。
興味ないかな?と思っていても、言ってみる価値はあり!子どもの記憶の片隅にあることには間違いないので、子どものタイミングを待つのみです。