教育

子どもにお金の教育をする方法

子どもにお金の教育をする方法

子どもにお金の教育をする方法はいろいろあります。

1日を振り返ってみると、「お金」について子どもと話すチャンスはたくさんあります。

家庭内でお金のポジティブな話をしていれば、子どもは自然と興味を持つと思います。

具体的に、どのように子どもに「お金の教育」をしていけばいいのか?

マネリテDAOのパパママ実践エピソードをご紹介しますね。

「お金=道具」という認識を植え付ける

お金=道具、お小遣いをどう使うか?

【例】

皿洗いのお小遣いを1年で3万稼ぎました。

Aくんは3万円でゲームを買いました。

Bちゃんは3万円で食洗機を買いました。

その一年後、Aくんは3万円稼ぎました。

Bちゃんは10万円(食洗機のおかげで効率よく皿洗いができて収入増えた)稼ぎました。

こう考えると、「お金=道具」という認識になりやすい。

お金は「ありがとうの対価」ということを教える

お金の本質は相手が求める事をしたり、あげたりして、対価に貰うものです。

まずは「相手が喜ぶ事を考える力」を持ってもらえるようなことを、日常的に取り入れていくことから実践してみるのがいいです。

  • 子供が何かくれた時にしっかり喜んであげる事
  • 「お野菜作ってくれてありがとう」と言ってお金を払う
  • 「お父さんは働いて、いろんな人からありがとうのお礼でお金もらってるんだよ」という話をする

お金をもらう・払うシステムを実践

”お金=誰かへのハッピーの対価”と定義してひと月の間にハッピー(誰かを助ける)をした数を集計して1ハッピー×10円を本人が自由に使えるお金として渡してます。

反対に、電気などムダ使いした場合は、”使ったポイント”としてハッピーとは別に集計して(金額は一緒)月末にハッピーの金額を渡したあと、使ったポイント分のお金を支払うシステムにして、お金の意味と経費という概念を刷り込んでます。

実践者のコメント:こども(6歳)とお金の勉強を実践してます。かれこれ2年弱継続してます・・がムダ使いはまだまだ減らないですね〜 今朝も電気の消し忘れで”使ったポイント”を貯めてましたw

「お手伝い」を仕事にしてしまう

家族や親戚に対してのみコーヒーを挽いて1杯100円で売り、貯金箱に貯めてます。

そこから次回分のコーヒー豆代を除き余剰分をお菓子代にしていいよと、教えてます。お金の価値観と商売について学んでます。

普段のお買い物でコツコツ伝える

買い物って、すごくいい教育のチャンスです。

小さい子どもがいると余裕ないですが、できる範囲でさりげない対話をコツコツ続けることが大事です。

「大根1本100円」「人参2本で100円」「いつもの大好きなお菓子は50円」みたいに『欲しいものとお金を交換する』ことを対話で伝える。

『自動販売機よりスーパーの方がジュースが安い』など金額の違いを伝える。

お金のことを口にすることが増えたからか、娘は買い物で『こっちの方がいっぱい入ってるから安いよ〜』などお金を意識するようになりました。

親から子へ、伝わるものがあるといいですよね。

フリマで売買を一緒に経験する

子ども(6歳)が自分で遊ばなくなったおもちゃを1個10円でフリマに出品。

いくつか売れた売上で、別のフリマ出品者から購入するという体験をしました。

実践者のコメント:子どもはどういう事をしたのかよく分かってないかもしれないですが、リアルの売買を体験できたのは良い経験かなと。

買ってもらったおもちゃも、中古になると10円と価値が下がってしまうことを伝える。

そして綺麗に大事に使えば、それだけ価値も下がりにくくなることも伝える。

実践者のコメント:おもちゃの状態で価値が変わることを伝えると、物を大切に使ってくれるようになるかもしれないです。

まだメルカリしたことないお子さんは、最初は失敗すること前提でチャレンジさせてはいかがでしょうか?もちろんその後のフォローが大事ですが。

欲しいものを申告(おねだり)してもらう

ほしいものをおねだりする時にパパ・ママへのメリットを説明してもらう

実践者のコメント:正直メリットは何でも良くて、「家に帰ったら最初に宿題をする」など、相手が喜んでお金を出してくれることは何かを考えてもらっています。これはお金の使い方ではなく、お金を稼ぐときの考え方を経験してほしいなと思い、始めました。

お小遣いの活用方法

投資の仕組みを教える

お小遣い(月500円)から100円をお父さん(私)に預けて、毎月複利10%をつけていく。

実践者のコメント:小学4年生の娘が卒業までに貯める3600円が、小学校を卒業する時に約3万円になる複利の魔法を教えたい。

お小遣いを1年1回10万円

条件付きで、お小遣いは1年1回10万円。

【3つの条件】

  1. 1年間、自分で管理
  2. 投資・浪費・消費で考える
  3. 後悔はしない。楽しむ

実践者のコメント:息子(中学生)は2年目で、「価格より価値」を見て買い物するようになりました。高級シャーペンなどの文房具を使っています。

おもちゃを活用する

写真の野菜とレジ。

子どもがキュウリに対して提示した金額に対して、「どうしてその価格をつけたの?」「どうやったら、売れる(付加価値をつけれる)かな?」など聞いてみる。

実践者のコメント:大人も子供も考えるいい機会になりました。(子供チャレンジのフロクを活用)

「うんこお金ドリル」を使う

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Voicyを聞き流す

画像:公式サイトVoicyより引用

高一ですが、お金の知識に興味を持ち出したのは、ボイシーがきっかけでした

実践者のコメント:親が車でいつも流していたので、自然と僕も聞いてて、それで興味を持って勉強始めたって感じです。

ゲームやYouTubeを通して教える

ゲームをしていたり、YouTubeやTikTokばかり見ている子どもにも、教育のきっかけがあります。

広告費について教える

子どもが無料のスマホゲームをしていたら、「なんで無料でゲームができるか知ってる?」と聞いてみる。

課金もそうだけど。広告を見るだけで、ゲーム会社に広告費が支払われて運営ができているんだよと伝える。

「YouTubeに出てくる広告ってどう思う?」と聞いてみる。

この広告から商品が買われたり、広告を見た時間によって、YouTuberはお金をもらっているんだよと伝える。

YouTubeは「1再生につきだいたい0.05~0.7円」くらいだから、稼ぐには相当な人気が必要になるね。などの話にも繋げられる。

あつまれどうぶつの森から学ぶ

自分の島の特産品(リンゴ)は、自分の島で売ると100ベル。

お友達の島の特産品はリンゴではなくオレンジ(買うと400ベル)

友達からもらったオレンジを自分の島に持って帰ると、500ベルで売ることができる。

輸出と輸入について学べる。

自分の島では育てることができないフルーツを飛行機に乗って仕入れてきたり(輸入)、自分の島で育てたフルーツを別の島で高く売る(輸出)こともできます。

切った木をそのまま売るのではなく、椅子やタンスなど「モノ」にして売ることで、高く売ることができる。

ものを作るには、木を切るところから。お料理するには、魚を釣るところから。手を加えるごとに単価が上がることを教えられる。

カブの売買。

日曜日の午前中に100ベル前後のカブを買い、
その週の土曜日までに価格変動するカブを売るという短期売買のミッション。

月曜日〜土曜日まで、午前・午後で株価の変動があるため、毎日株価をチェックするというハードミッションがありますが、

沸騰すると、100ベルだったカブが600ベルで売れることも。

逆に、40ベルなど大幅に減ってしまうこともあるため、ハイリスクハイリターンについて学ぶことができます。

Twitterで「#あつ森カブ価」で検索すると、島を開放している人がいるので、誰かの島で売ることもできます。

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